📌 本日の注目ポイント
- ステーブルコインの年間決済額がVisaを上回り、次の展開に注目が集まっています
- 米国の経済統計に対する信頼が揺らぎ、ビットコイナーの間で議論が活発化しています
- CZ(バイナンス元CEO)がジャスティン・サン氏に関する司法取引の疑惑を否定しました
1. ステーブルコインの年間決済額がVisaを超える、次は何が起こる?
【背景】
Cryptoslateのレポートによると、ステーブルコインの年間取引額がVisaのネットワークを超えたことが明らかになりました。USDTやUSDCなどのステーブルコインが、送金やDeFi決済で急速に普及しており、トラディショナルな決済インフラとの競争が本格化しています。
【影響】
- ステーブルコインが決済手段として主流化しつつあり、法定通貨との競争が加速する可能性があります。
- 中央銀行デジタル通貨(CBDC)の開発や政策対応が各国で急がれる展開となりそうです。
- 金融システム全体の再構築につながる可能性もあります。
【関連情報】
Stablecoins are surpassing Visa. Here’s what comes next(英語)
2. 「米経済データは信頼できない」─ポンプリアーノ氏がビットコイナーに警鐘
【背景】
著名ビットコイン支持者であるアンソニー・ポンプリアーノ氏が、米国の経済統計に不正確さや恣意性があると批判し、より分散化された情報源と自己判断の重要性を主張しました。特にインフレ率やGDP成長率などの数値が市場を過度に誘導しているとの指摘です。
【影響】
- 仮想通貨コミュニティ内で「国家統計の透明性」への関心が高まります。
- 政策判断よりも個人の判断を重視する「自己主権的投資」が広がる可能性があります。
- 経済指標に対する市場の過信が見直される動きが出てくるかもしれません。
【関連情報】
Bitcoiners realize US economic data is flawed — Anthony Pompliano(英語)
3. WSJ報道「CZがジャスティン・サン氏を司法取引で告発」─CZ側は否定
【背景】
ウォール・ストリート・ジャーナルは、バイナンス元CEOのCZ(チャンポン・ジャオ)氏が司法取引の一環として、Tron創設者ジャスティン・サン氏に関する情報提供に合意したと報道しました。これに対してCZ氏は即座にSNSでこの主張を否定し、誤報であると反論しています。
【影響】
- Web3業界における司法当局との関係性が改めて注目されます。
- 大手人物間の対立構図が表面化し、トークン価格やユーザー信頼にも影響を与える可能性があります。
- 今後の裁判動向によっては、さらに大きなスキャンダルに発展するリスクもあります。
【関連情報】
WSJ alleges CZ agreed to inform on Justin Sun in plea deal. CZ denies claims(英語)
📌 本日のWeb3用語解説
- ステーブルコイン:価格が安定するようドルなどの法定通貨に裏付けられた暗号資産。送金や決済での使用が広がっています。
- 司法取引(プレアバーゲン):刑事事件において、被告が自白や情報提供と引き換えに刑の軽減などを受ける制度。
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🔗 情報元リンク
- ステーブルコインの年間決済額がVisaを超える、次は何が起こる?
- 「米経済データは信頼できない」─ポンプリアーノ氏がビットコイナーに警鐘
- WSJ報道「CZがジャスティン・サン氏を司法取引で告発」─CZ側は否定